2009年3月23日月曜日

「続 夏目友人帳」最終回直前キャスト・スタッフインタビュー



「続 夏目友人帳」最終アフレコにて撮影。大森監督&キャストの皆さん!よく見るとニャンコ先生がチラホラ・・・

いよいよ、最終回を目前にひかえた「続 夏目友人帳」!
キャストの皆さん・監督より愛情たっぷりのコメントが届きました!

<夏目貴志> 神谷浩史さん
■26話通じての「夏目貴志」を演じた感想
アフレコ中は「こんなにしんどい役はない」と思っていました。でもオンエアを見るとそん
な気持ちも全て吹き飛んでしまうくらい素晴らしい映像で、毎回毎回、大森監督に感謝を
しています。

■「夏目友人帳」「続 夏目友人帳」という作品に関わった感想
ドラマCDからアニメ夏目、続・夏目と、全ての夏目貴志の声に関われて本当に幸せです。

■最終回を前に、視聴者の皆さんにメッセージをどうぞ!
寒い冬から暖かな春の気配の訪れる最終回をぜひご覧ください。


<ニャンコ先生&斑> 井上和彦さん
■26話通じての「ニャンコ先生&斑」を演じた感想
ニャンコ先生も斑も(まぁ同じ役なんですが)本当にやりがいのある魅力的な役でした。
それだけに大変で毎回試されているような気持ちでしたね。

■「夏目友人帳」「続 夏目友人帳」という作品に関わった感想
とにかく毎回楽しかったです。
早く1週間たたないかなぁ~という思いとあと何本したら終わってしまうんだという思いでした。
本当に色々なことを教えていただいた作品でした。

■最終回を前に、視聴者の皆さんにメッセージをどうぞ!
終わってしまうのは、さみしいですが又、どこかで何かの形でお目にかかれるのではと思って
います。今まで観てくれて本当にありがとうございました。


<藤原塔子> 伊藤美紀さん
■26話通じての「藤原塔子」を演じた感想
とても楽しくて、夏目君の本当の母親になったような気分で幸せでした。
男の子のお母さんもいいなぁと思いました。

■「夏目友人帳」「続 夏目友人帳」という作品に関わった感想
本当に面白い作品に関わることができ、感謝!!

■最終回を前に、視聴者の皆さんにメッセージをどうぞ!
声優陣も仲良く、楽しく演じることができました。
きっと皆さんにも楽しんで頂ける作品になっていると思いますので、最後までご覧になって下さい。
またTVシリーズが続いていくよう応援宜しくお願い致します。


<北本篤史> 菅沼久義さん
■26話通じての「北本篤史」を演じた感想
北本君は夏目の友人の中で一番の“気を使い”だと思います。
僕もけっこう皆さんから、“気を使い”だと言われるので、そこは演じていて似ているのか
なぁ、と思いました(笑)

■「夏目友人帳」「続 夏目友人帳」という作品に関わった感想
原作を読んでとても感動しまして、ぜひどんな形でもこの作品にかかわりたいなぁと思って
いたので、実際に関わらせていただき、とても嬉しかったです。少しでもお力になれたら光栄
です!!

■最終回を前に、視聴者の皆さんにメッセージをどうぞ!
とうとう夏目友人帳のTVアニメも最終回です。
最終回はやっぱりさびしいですが、ぜひ素敵な最終回をご覧になって下さると嬉しいです。
今までご覧になって下さり、本当にありがとうございました!!


<西村悟> 木村良平さん
■26話通じての「西村悟」を演じた感想
26話をかけて、アニメにおける西村というキャラクターの役割が
出来上がっていき、僕自身も夏目友人帳の世界に馴染めたかな、と感じています。

■「夏目友人帳」「続 夏目友人帳」という作品に関わった感想
こんな風に暖かくて、ゆるやかで、でも甘いだけじゃない、そんな作品に出会えたこと、
そして作品作りに関われたことが、とてもとても嬉しくて、誇らしいです。
きっとこの先も、ふと思い出して、ずっと観続けるんだろうな、と思います。

■最終回を前に、視聴者の皆さんにメッセージをどうぞ!
大いに楽しみ、胸うたれてください。
そしてその中に西村くんを見つけ、少しだけホッとしてみてください(笑)


<藤原滋> 伊藤栄次さん
■26話通じての「藤原滋」を演じた感想
普段は無口だからこそ、台詞に重みがある役でした。
台詞のひとつひとつに貴志や家族への想いがあふれ、その想いを大切にすることを心がけ
て演じてきました。個人的にはもう少ししゃべってほしかったですが・・・(笑)

■「夏目友人帳」「続 夏目友人帳」という作品に関わった感想
私の友人、知人の間でも、この作品に夢中になった方がたくさんいます。
多くの人の心の琴線に触れるこの作品に関われたことに感謝しています。

■最終回を前に、視聴者の皆さんにメッセージをどうぞ!
応援していただき、本当にありがとうございました。
妖との出会いや別れを繰り返す貴志をさりげなく、そして心温かく藤原滋は見守っていました。
皆様の周りにも、今は気づいていなくても、そんな滋のような人がきっといるはずです。
もうすぐ4月、花粉症の皆様、まだまだ花粉にお気をつけください。私も気をつけます。

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<田沼要> 堀江一眞さん
■26話通じての「田沼要」を演じた感想
田沼君、出番が少なかったな・・・(涙)。というのが率直な感想ですかね(笑)。
けど控えめな田沼君らしいといえばらしいですよね。
自分も困ってる友達とか見ると見過ごせないタイプで、そこは田沼君と同じだと思
うのですが・・・自分は直接的に、真っ直ぐに対応してしまうので、田沼君のような
控えめながらも包み込む、思慮のある優しさや強さが本当に凄いなとリスペクトして
いました。だから田沼要を演じられたことはとても幸せでしたし、きっと自分自身の成
長にも繋がったんじゃないかな?などと思っています。

■「夏目友人帳」「続 夏目友人帳」という作品に関わった感想
最初の頃に受けたインタビューでもきっとお話したかもですが、「夏目友人帳」の
思いやりに溢れた世界観、心温まるストーリーが、本当に大好きでしたから、この
作品に携われたことは本当に幸運なことだと思っています!そして毎回アフレコ現
場で、そしてオンエアを観ては癒されておりました(照)。

そして、そして猫好きな僕にとってはニャンコ先生というキャラクターが本当に可愛
くて仕方なくて、アフレコ現場でも、オンエアでもニャンコ先生が出てくるたびに
「可愛い!」って悶えていました。そのときは【田沼君】ではなく、確実に【多軌ち
ゃん】の方に自分自身は近かったと思います(笑)。

原作漫画の方は大人気連載中ですから、是非アニメも第3期シリーズに突入してくれる
ことを切望しています!!

■最終回を前に、視聴者の皆さんにメッセージをどうぞ!
「夏目友人帳」が最終回を迎えてしまうことが、本当に寂しいですね・・・。
「夏目」はアニメのみならず、井上さんと一緒に「ラジオ夏目友人帳~秋ノ章~」
というWEBラジオ番組のパーソナリティーを務めさせて頂き、夏目ファンである
リスナーの皆さんと楽しくやりとりをさせて頂いたこともありましたから、そうい
った意味でも一層寂しくて・・・って、ここでオレが湿っぽくなってもね!!

ともかく、全スタッフキャストの総力を結集して無事最終回まで漕ぎ着けたのは本当
に良かったと思います。自分のブログへも「夏目友人帳、毎回楽しみに観てます!」
等々たくさんのご好評を頂けて本当に嬉しかったですし、それを誇りに思っています。
長きに渡る温かいご声援本当にありがとうございました。

ですが、まだまだ原作漫画は続いておりますし、皆さんの熱い声援が届けば、アニメの
続編もあるかもです(笑)。夏目ファンの皆さん、僕と一緒にそのときを楽しみに待って
みましょう!


<笹田純> 沢城 みゆきさん
■26話通じての「笹田純」を演じた感想
笹田か?沢城か…?と言う位、自由に公私混同な役づくりで演らせていただいてしまいました。
原作ではなかなか見られなかった彼女の可愛らしい面を大切に、アニメーションの笹田を広げて
いた、という感じでしょうか。

■「夏目友人帳」「続 夏目友人帳」という作品に関わった感想
難しくないのに、心が震えて、どの話数から見てもすっと世界観を理解できる…
物語の基本を再確認させてもらえた機会でした。
同時に、和彦さんの芝居を傍で拝見して、声の仕事って面白そうだなぁ、声優になりたいなぁ!と
もう一度、この仕事の魅力に震えた作品でもありました。
ニャンコ先生 最高!

■最終回を前に、視聴者の皆さんにメッセージをどうぞ!
あたたかく、どこかに残る作品であるよう心から。
…笹田は告白できたのでしょうか…(苦笑)想像の中で、広げてあげてみて下さい。


<名取周一> 石田 彰さん
■26話通じての「名取周一」を演じた感想
夏目と同じく妖怪が見えて、夏目ほど純粋ではない(?)立場ということで、面白いエピソード
にも関われて楽しかったです

■「夏目友人帳」「続 夏目友人帳」という作品に関わった感想
役をいただいて作品に出会わなければ、知らずにいる物語というのが数多くあります。
その中には知らずにいたら後悔してしまう作品もたくさんあるのでしょう。
『夏目友人帳』がそういったグループに埋もれてしまうことなく、ちゃんと出会えた好運に感謝
しています。

■最終回を前に、視聴者の皆さんにメッセージをどうぞ!
きちんと対話することで、妖怪の事情が見えてくる。
コミュニケーションを基底にした夏目友人帳アニメシリーズの、最後の、人と妖怪との触れ合い
をお見逃しなく。


<監督> 大森貴弘さん
■「夏目友人帳」「続 夏目友人帳」通して、
監督として作品に携わられた感想をお聞かせ下さい。

原作の持ち味を生かすよう、苦心しました。
映像化する際に、諸般の事情から削らなければならなかったエピソードや台詞には、
個人的に思い入れの強いものもたくさんあり、苦渋の連続でした。
削ったからこそ伝えられた事もあり、後悔はありませんし、出来上がった作品群の一つ
一つはどれも愛おしいです。
制作中も、たくさんの方に愛された事が、スタッフ共々、何よりの励みになりました。

■最終回を待っている視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。

何度も見返したくなるような、その度に新しい発見があるような作品作りを心掛けて
来ましたので、録画なりDVDなりで繰り返し触れて頂けるなら、この上ない喜びです。
とにもかくにも、アニメの方はひとまず終了になります。
これまで、あまり進歩のない(に見える、がそこがいい)夏目貴志の成長につき合ってく
ださって、ありがとうございました。
ではまた、いずれどこかで。

キャストの皆さん、大森監督ありがとうございました!
「続 夏目友人帳」最後まで応援よろしくお願いいたします!