<出演者>
■神谷浩史、井上和彦、堀江一眞、木村良平、菅沼久義、喜多修平
好評のうちに放映が終了した『夏目友人帳』のDVD発売記念イベントが、
11月8日(土)、乃木坂にて開催されました。
当日は朝からあいにくの雨にもかかわらず、多くの夏目友人帳ファンの
皆さんが会場につめかけて下さいました。
ステージ上では、おなじみの実物大ニャンコ先生招き猫がピンスポットを
浴びて皆さんをお出迎えです。
今回のイベント司会は菅沼さん・木村さんペア。
おふたりに呼ばれて堀江さん、神谷さんがステージに登場。
すると、神谷さんがおもむろにニャンコ先生を片付けはじめて、
舞台袖から井上さんが登場。
イベント開始前に入場時に配られたニャンコ先生の『お面』の説明。
ちょっと変わった形のお面のため、「お面に見えなくて、おめんなさい」と
すかさず井上さんのひと言が。
不意うちだったらしく隣にいた神谷さんが受けすぎてました。
まずは、司会のお二人から『夏目友人帳』の第一期の感想をそれぞれが
聞かれ ると、一期から二期の収録があいだを置かずにはじまっていると
のことで、気持ちはすでに第二期の雰囲気。
ところが、ここでまだ第二期に出番のない田沼役の堀江さんがいじられます。
出番がなかった回に、集合写真のために呼び出されたことを告白していまし
た。
ここで本邦初公開、第二期のキービジュアル紹介。
スクリーンに映し出されたのは初お目見えのイラストです。
ここでは気になる新キャラクターも登場。
イベント最初のコーナーは『特選! 夏目友人帳名場面』
あらかじめキャストが選んだ名場面を一緒に振り返ろうという企画です。
●井上さん 13話 五日印
「好きなシーンは毎回あるけど、イカリングに入ったニャンコ先生はイカが?」
井上さん曰く「ニャンコ先生が目立つところを選んで自己主張してみました」
とのこと。
●堀江さん 10話 アサギの琴
アサギに体を貸したときの夏目に田沼が頬を赤らめるシーンをチョイス。
「作品では珍しいコミカルなところ。アニメならではのシーンだと思います」
が堀 江さんの選んだ理由でした。
●神谷さん、木村さん、菅沼さん 2話 露神の祠
3人は同じシーンをチョイス。露神との別れのシーン。
これには客席からも同意のうなずきが。
神谷さんは「ゲストの方が誰なのか当日までわからなかったけれど、露神
様の声が事務所の大先輩である青野武さんだったことで、これは!と直感
した。話も大好きです」と大絶賛。また、原作も音楽も素晴らしいと思い入れ
の一話としてチョイスしたそうです。
井上さんも「オンエアがはじまって2回目で泣いていいの? というくらい、
泣いてしまいました。次の収録でみんなも泣いたと聞いて、男が同じ時間
に泣いてた。歳をとるっていいなと思った」と告白。
菅沼さんも「DVDで5回は泣く予定」、木村さんも「妖と人との関わりがよくで
ている回」 とそれぞれ思い入れを語ってくれました。
●スタッフが選ぶ名場面
数多いニャンコ先生のアドリブの中から2話の露神との別れのシーン後の
エンディング部分をチョイス。
「僕らは台本を知ってるけど……」と神谷さんが言おうとすると、井上さんが
「どこがアドリブ?」ととぼけるシーンも。「必ずわずかな間を埋めますよね」と
木村さんからもツッコまれていました。
続いては、『ラジオ夏目友人帳~秋の章~出張版』として、
WEBラジオの出張版がスタート。
番組の奇数回メインパーソナリティーの神谷さん、菅沼さんチームと、
偶数回メインパーソナリティーの井上さん、堀江さんチームが対決です。
しかし、今回は井上さんのパートナーを木村さんが務めることになり、
堀江さんは客席側に用意された席でしばし休憩。気分はお客様!?
●司会:神谷さん、菅沼さん、井上さん、木村さん
番組のタイトルコールを客席と一緒に収録。
この模様は「いつかどこかで聴けるかも!?」 とのことなのでお楽しみに。
井上さん「神谷君、テンション高くない?」と井上さんが神谷さんに訪ねると
「いつのもトーンでいいんですか?」と神谷さん。
普段のラジオのテンションが気になるところです。
コーナー1:『神谷友人帳』
神谷さんと勝負をして勝ったら、『神谷友人帳』に名前を記入されるコーナー。
友人帳に名前を書かれると神谷さんからの突然の呼び出しがあるとかないとか?
●対決! 外来語禁止対決
最初の対決は、神谷さんVS木村さん。外来語および擬音を使ってはいけない
という縛りのあるトークを繰り広げなくてはいけないコーナーです。
まずは神谷さんのターン。菅沼さんからの出題は「ハンドボールがどんなもの
かを説明してください」。そこで、神谷さんは「そもそもハンドボールって何?」
と逆質問。
ここは「神谷さんが思うハンドボールでいいです」となって、一生懸命説明する
神谷さん。どうにか外来語を使わせようとツッコミまくる菅沼さんという激しい
攻防が繰り広げられ、会場も客席にいる堀江さんも、手を叩いて大喜び。
ちなみに神谷さんは『ゴールキーパー』を『枠守り』など苦戦していた模様。
続いて、木村さんのターン。菅沼さんから「チョコレートケーキを説明してくださ
い」と言われた木村さんですが「今朝食べてきました」と告白したりなんとかチョ
コという単語を言わないように頑張った木村さんでしたが、無事に(?)名前を書
かれてしまいました。
●対決 万歩計フリフリ対決
二つめの対決は、神谷さんvs井上さんによる体力勝負!
万歩計をつけてより多く歩数を稼いだ方が勝者です。
このとき、なぜか井上さんは神谷さんに寄っていきあやしい動きに。
思わず、「先輩の妨害にあうとは!」と神谷さん。
結果は、28歩対31歩で井上さんの勝利。
対決後、神谷さんは「和彦さんより若いと思ってたんですけど、
僕のほうが息切れしてます」と残念そう。
コーナーに出演した感想を聞かれると、「外来語対決すごかったですね」と井上さん。
木村さんは「念願のラジオ出演でうれしかった」、そして「あそこにひとり寂しい人が」
と神谷さんの指さす方にはにこやかに手を振る堀江さんがいました。
●生ライブ
菅沼さんの「いいよ、戻ってきて~」との言葉に、「貴重なお客さん体験でした」と堀江
さんがステージに戻ります。
ここで、「ゲストの方に来ていただいてます」と菅沼さんの紹介で喜多さんが登場。
夏目友人帳第一期のOPテーマ『一斉の声』(いっせいのせい)を熱唱していただきまし
た。
ライブ後、喜多さんが「久しぶりに歌うと緊張します。こんなにたくさんの人の前でした
ので……」とコメントすると、木村さんが「僕、カラオケでわりと歌ってます」と告白。
●プレゼントコーナー&告知コーナー
抽選でサイン入りDVD告知ポスターをプレゼント。
また、続々と発売が決定したDVDの発売が告知されました。
●第一部の感想
喜多さん「観終わった後に優しくなれる作品て大切だなぁと思いましてそういう
作品に関われたことが嬉しいです。いちファンとして第二期の放映も楽しみで
す!」
堀江さん「イベントに関して言うと、はじめて客席からステージを見て、みんな
輝いてるな~と思いました!」
菅沼さん「第二期の収録の方も一丸となってやっておりますので、楽しみにし
ていてください」
木村さん「夏目友人帳だけでできたイベントだったので楽しかったです」
井上さん「ニャンコ先生自体が大好きだったので終わって欲しくないなぁと思っ
ていました。二期が決まってからの間にもラジオやイベントなど、この世界に浸
っていたいなという思いです。二期も精一杯頑張りますのでよろしくお願いします」
神谷さん「第一期が終わって、第二期も放映が一月からはじまります。第二期の
方も 鋭意制作中です。何回もも言っていますが、一言一言大切に、丁寧に丁寧に
演じさせていただいております。ひと言ひと言悔いのない様に最後まで頑張ります
ので、皆さん最後までおつきあい頂けると本当に嬉しいです。宜しくお願いします」
最後に今日の記念としてキャストと客席との記念写真コーナーがありました。
ここで大活躍したのが『ニャンコ先生のお面』です。
写真をとる時の合い言葉は「ニャン」。キャストやファンに愛されている作品と同じく、
会場も最後まで暖かい空気に包まれていました。