2008年12月17日水曜日

『夏目友人帳』DVD発売記念イベント第2部 レポート

<出演者>
■神谷浩史、井上和彦、堀江一眞、木村良平、菅沼久義、喜多修平

もちろんステージ上には、おなじみのニャンコ先生招き猫が鎮座しています。



第2部もニャンコ先生に呼び出されてキャストが登場です。
「お肌ツルツル 菅沼久義」「スタジオでは携帯の電源を切れ~、木村良平」など、ノリノリの呼び込みに「ニャンコ先生、ハッスルしてるね!」
と神谷さん。ところが、早々に舞台袖に片付けられそうになるニャンコ先生招き猫に、影ナレをしていた井上さんもあわてて登場。



実は「3行しかないナレーションをお客さんの反応があるまで喋り続けてる」と神谷さんに暴露されてしまったニャンコ先生もとい、井上さんでした。



ここでスクリーンに映し出された第二期のキービジュアルに向かって、「田沼がサラリーマンのようだ」とか盛り上がる出演陣。



一つめのコーナー『特選! 夏目友人帳名場面』では、第1部と違うシーンを選んだという皆さんの思い入れの名場面は?

●菅沼さん 5話 心色の切符
選んだ理由は、北本と西村のキャラクターの違いがはっきりしたシーンだから、とのこと。
「初めてのアニメオリジナルだしね」と神谷さんも同意。



●木村さん 7話 子狐のぼうし
「とにかく子狐が可愛いんですよ~」と木村さん。ここで、井上さんが「なんで夏目は先回りできたの?」と言うと、「地元民だから」と神谷さんが即答。そんな中、堀江さんは「俺たち的には、もう恋に落ちちゃえば? って思ってましたよ」と爆弾発言。これには神谷さんも「天然はこわいなー」と大爆笑。



●神谷さん 8話 儚い光
「ものすごく切ないストーリー。制作サイドも繊細な芝居も生かしてくれるので、やりがいがあります。帽子が転がる音や、衣擦れの音も聞こえるんですよ」と神谷さん。細やかな世界観を、是非DVDで確かめて!



●スタッフが選ぶ ニャンコ先生のアドリブ

♪天丼のブルース

ニャンコ先生が歌う「天丼のブルース」が大好評。木村さんが「テストと全然違う!」と当時を振り返ると、井上さんは「リハーサルでは海の歌でしたけど、監督からこのシーンは星が……と言われてハードル上げてみました」と裏話を披露してくれました。



続いては、『ラジオ夏目友人帳~秋の章~出張版』として、WEBラジオの特別版の二回目がスタート。



こんどは神谷さん、井上さん、堀江さんでお送りします。司会のお2人は第1部で堀江さんが座った客席へ。

ラジオで結成されたユニット(?)、井上さんと堀江さんの『カズビー』についてあらためて紹介がありました。

この回も客席参加のタイトルコールでスタートです。



井上さんの「今回は神谷さん君もハイテンションでお付きあいください」と、自分たちのノリに神谷さんを引き込もうとすると、堀江さんは「カズビー世界進出考えてます!」と大胆発言。それを受けて、神谷さんはというと「草の根運動で。今日来た全員に覚えてもらえればいいじゃない」とアドバイス。

●ニャンコ先生の妖怪教室
一つ目のコーナーは、目隠しをした相手に『モノ』を押し当てて、それが何かを当ててもらうというもの。
井上さんが「なんかようかい?」と言うと、神谷さんが嬉しそうに「来た!」と叫んでいました。本当にみなさん楽しそうなんです。

しかし、このコーナーを知っている堀江さんは「けっこう命がけなんですよ。罰ゲームもあるし」と実態を告白。最初は神谷さんがマスクをして『モノ』をあてる側に。登場した問題の『モノ』とはなんと──大根!
神谷さんの頬や足に押し当てていく楽しそうなカズビーのふたり、神谷さんも「なにこれ? 冷たい! 耳はやめて!」と大騒ぎ。



堀江さんの「感じてくれた? 夏目」の声に、神谷さんは「野菜でしょ? 大根」と見事的中!

神谷さん曰く「意外とむずかしい。においがした」らしいです。「妖怪を鼻で感じる男か」と井上さんもびっくり。
次にマスクをしたのは堀江さん、「さあ、どこからでもきやがれ!」と気合い充分でしたが、登場したモノを見た会場の声は「えー」。



思わず「不安を煽るな~」と堀江さんも心細げですが、実際に身体に押し当てられたとたんに悲鳴が! 「田沼は感じられるのみで、見えないんです」と精一杯『モノ』を探る堀江さんですが、答えた「ラジオ!」は……残念。神谷さん&井上さんが「おしい!」というように、正解はラジカセ。本当に惜しいニアミスでした。ここで、マスクをしたまま、堀江さんの罰ゲーム。飲まされたものは、アロエのヨーグルトでした。



「みなさんも刺激に飢えたときにはどうぞ!」という堀江さんに、会場も大爆笑でした。

対決を終えた神谷さんは、「奇数週と偶数週は交わることはないでしょうけど、カズビーの方はふたりのテンションで、うちは普通のトーンでやっています」と自分たちの番組をアピール。ちなみに、神谷さんが思うふたりのイメージカラーはブルー。それを聞いて「爽やかだけどハイテンション」という井上さん。「爽やかハイテンションでどんなですか!?」と神谷さん。

客席でこの様子を見ていた司会のふたりに感想を聞いてみると、「音だけ聴いてるとやばいですね」と木村さん。菅沼さんも「堀江さんって、すでにキャラだったんですね。ボーダレスだ」と大絶賛(?)。



ここで、「ゲストの方に来ていただいてます」と菅沼さんの紹介で喜多さんがステージ上に登場。
夏目友人帳第一期のOPテーマ『一斉の声』(いっせいのせい)を熱唱していただきました。



エンディングも近づいてきたプレゼントコーナーでは、サイン入りDVD告知ポスターを抽選でお客様にプレゼント。抽選番号を引く度にドラムロールならぬアカペラの「にゃごロール」での大合唱で、最後まで会場を沸かせる皆さんです。



●第二部イベント感想
喜多さん「やっぱりみなさん面白いですね。まぶしかったです。客席で見たかったです!」
菅沼さん「これからもどんどん展開していくと思いますので、これからもよろしくお願いします」 
木村さん「これからも夏目友人帳をよろしくお願いします!」
堀江さん「暖かい作品に参加できてほんとうによかったです!」
(なぜか会場から笑いを誘ってしまう堀江さんなのでした)
井上さん「ニャンコ先生は作品の中でフリーダムというか自由な状態なんですが……、イベントをやって自由なのがもう一人いた! と発見できました」



神谷さん「愉快なイベントでほんとうに楽しかったです。夏目友人帳をやらせていただいて、第一期の時はがむしゃらにやっていたんですけれど、第二期が決まって皆さんからたくさんのお便りをもらったり、今回のイベントもこんなにたくさんの方々に支えてもらっているんだとあらためて思いました。ほんとうにありがとうございました」

第二部でも最後にキャストと客席との記念写真&ムービー用撮影コーナーがありました。ここでも大活躍の『ニャンコ先生のお面』です。もちろん、写真をとる時の合い言葉は「ニャン」で決まり!



「また、お会いできる日を楽しみしています!」という司会の菅沼さんの言葉でイベントは終了しました。