2011年7月12日火曜日

イベント「夏目友人帳×蛍火の杜へ ~集い 夏神楽~」フォトレポート

2011年6月4日(土)、7月からの「夏目友人帳 参」放送に先がけ、アニメ映画化が決定した「蛍火の杜へ」(緑川ゆき原作)との合同イベント「夏目友人帳×蛍火の杜へ 〜集い 夏神楽〜」が、日本青年館にて開催されました。



<出演者>『夏目友人帳』:神谷浩史、井上和彦、堀江一眞、木村良平、菅沼久義、諏訪部順一
『蛍火の杜へ』:内山昂輝、佐倉綾音

まず最初に、夏目貴志役:神谷浩史さん、ニャンコ先生役:井上和彦さんがステージに登場し、オリジナル朗読劇がスタート。御二人の演技によって、会場全体がスッと「夏目友人帳」の世界に惹き込まれました。



朗読劇が終わると、堀江一眞さん、木村良平さん、菅沼久義さん、諏訪部順一さんが登場。
皆さん涼しげな浴衣がよく似合っていました。
続いては、シリアスな雰囲気から一転、「夏目友人帳」コーナーがスタート。



まずは、2チームに分かれてお題に答え、会場の皆さんの共感をより多く得たチームが賞品を貰えるという「勝手に大予想コーナー」。

【昼の部】★神谷、木村、菅沼 ★井上、堀江、諏訪部
【夜の部】★神谷、堀江、諏訪部 ★井上、木村、菅沼
といったチーム分けで、両チーム共に、珍回答、迷回答続出でした。


真面目に考えてるように見えて・・・コメントに困るような迷回答!


堀江さんの天然爆発で、キャストの皆さんも大笑い。



大いに笑った後は、真面目に夏目第三期のみどころについて大森監督よりコメントを頂きました。
「夏目友人帳第一期、第二期に比べ、物語がよりダイナミックになっています。前後編があるなどボリュームもあり、エピソードが長く重くなっています。」とのこと。
より重厚で深い「夏目友人帳」の世界に期待が高まります。

続けて「蛍火の杜へ」について大森監督にうかがうと、「夏目友人帳と同じスタッフなので、意思の疎通がしやすい。夏目がバラエティだとすると、蛍火は森の中の2人の小さな世界を描いています。画のない状態で、先に声を録る“プレスコ”という手法で収録したのですが、ギンと蛍のように、キャストの2人の距離が徐々に近づいていくのが見られてとても楽しかった。加えて元々大ファンだった、おおたか静流さんにEDテーマを担当して貰えて嬉しい。」とのこと。

大森監督を残し、ここで一旦夏目キャスト陣はステージから退場。
「蛍火の杜へ」の冒頭部分ギンと蛍が出会うまでのシーンを特別に上映!
上映が終わった後の拍手、皆さんの表情から作品に対する期待感が溢れていました。

また、当日「蛍火の杜へ」の公開日、2011年9月17日よりシネ・リーブル池袋、テアトル梅田にて公開との情報が発表されました。公開まであと2ヶ月、どうぞお楽しみに!
(現在「蛍火の杜へ」公式サイトにてテレビスポットを視聴する事ができます→コチラから。)



そして、「蛍火の杜へ」のギン役:内山昂輝さん、蛍役:佐倉綾音さんがステージに登場。
サラリと爽やかに浴衣を着こなす内山さん。紅一点の佐倉さんはピンク色の浴衣がとてもよく似合ってらっしゃいました。



お互い人見知りの為、最初は会話が殆どなかったけれど、作品の中の2人の距離と同じように徐々に近づいてく感じを実際に体験することで自然に演じられたとのこと。

この後、再び夏目キャスト陣がステージに登場し、夏目×蛍火合同コーナー「お願いニャンコ先生」へ。ここでは、公式Twitterにて事前募集をしたニャンコ先生へのお願いを、キャストの皆さんが奉納してくれました。



イベントで紹介されたお願いと、ニャンコ先生からのコメントの一部をご紹介。

■ ニャンコ先生お願い!お友達と話していて、果てしなくすべってしまった時の
いちばんいい対処法を教えてください。
ラックをつかえばらっくらくー。本が水に浸かって、ぶくぶくぶく。
恐れるな!スベリまくれ!さすれば道は開かれよう!

■ ニャンコ先生お願い!甘い物を食べたいけど太りたくない。そんな時の至福の一品を教えて下さい。
そりゃースルメに決まっておろう。噛めば噛むほどスルメの甘みが
酒の味わいをひきたてるのだ。スルメの甘みを感じてこそ真の酒呑みといえるな。
よく噛め!さすれば道は開かれよう!

■ ニャンコ先生お願い!明日の晩ご飯のおかず考えて!
何を言っておる、阿呆!明日のことを考える前にまず今日の晩だ。
おい、夏目。今日は昼から働いて疲れたぞ、エビフライはまだか。
明日のおかずは、今日の晩ご飯を食べてから考えろ。さすれば道は開かれよう! 

■ ニャンコ先生お願い!慣れない環境に無意識にストレスが溜まっているようです。

    癒しの一言をお願いします。
私ほどの高貴な妖ものには、ストレスなど無縁だ
人の子は面倒なことを言い出すな。酒でも飲めばいいだろう。
特別に私の美声を聞かせてやるわ。心して聞くのだぞ!(ニャンコ先生のうた)



最後は、「夏目友人帳 参」「蛍火の杜へ」の大ヒットを会場の皆さんと一緒にお願いしました!
高貴なるニャンコ先生の力があればヒット確実!?

今回のTwitterでの事前募集は、1週間で約300のお願い事が集まりました。ご応募いただいた皆さま、本当にありがとうございました。紹介しきれなかったもの含め、ご応募いただいたお願いは、キャストを代表して神谷さんが祠に奉納して下さいました。

楽しい時間はあっという間に過ぎるもので、イベントもエンディングへ。




■ イベント「夏目友人帳×蛍火の杜へ ~集い 夏神楽~」の感想と、「夏目友人帳」の放送や、「蛍火の杜へ」の公開を待って下さっているファンの方へのメッセージを頂きました!

 ■ 神谷浩史さん(「夏目友人帳」夏目貴志役)



またこうして、みなさんの前に夏目貴志として立つことができてうれしく思います。
「夏目友人帳」のイベントは、来て下さる方が作品を愛して下さっているのが毎回ひしひしと伝わってきて、
いつも本当に感謝しています。これからもこの作品を愛して頂ける様、ひとことひとことを丁寧に夏目貴志を演じていきたいと思います。

■ 井上和彦さん(「夏目友人帳」ニャンコ先生/斑役)



久しぶりにこのメンバーが揃って「夏目友人帳」の収録ができるのが、毎回楽しくてしょうがないです。
次の回の台本を頂いた瞬間に、すぐに台本を読んでしまうのがこの作品ならではのみんなの習慣で、そのくらいキャストのみんなは作品を愛しているし、応援して下さっている方も同じような気持ちで待ってくれているのではと思います。みんなと一緒になって、いい作品作りをしていきたいです。
今日のイベントでは、本当に暖かいエネルギーを感じて、この暖かさに包まれてこの作品ができあがるっているんだと感じました。この思いをもっともっと大きく広げて、たくさんの人に見て頂けたらいいなと思います。

■ 堀江一眞さん(「夏目友人帳」田沼要役)



ファンの皆様の期待があって、第一期第二期を経ての第三期を迎えることができて本当に感謝しています。期待されての第三期だと思っていたけれど、一堂に会したファンの方々を見て、改めて期待されているんだなぁと思いました。うれしいけど、若干プレッシャーも感じ、頑張らないといけないなと思いました。とても素敵なスタッフ・キャストのみんなで作っている作品なので、今日ファンの方々ともみんなでもりあげていこうという気持ちになりました。この勢いでアフレコも頑張っていこうと思います。

■ 木村良平さん(「夏目友人帳」西村悟役)



こうしてまた夏目の話をしていると、「夏目友人帳」が大好きなキャストたちとファンのみんなが語り合い、仲間同士が一緒に楽しんでいる空間が「あぁ、夏目のイベントってこういう感じだったな」、と思いました。
新作の「蛍火の杜へ」に関しては、まだ内容を知らないので、客席のみんなと同じくらいワクワクして待っています。「夏目友人帳」と合わせて、みんなと一緒に待ちたいと思うので、是非楽しみにしていてください。

■ 菅沼久義さん(「夏目友人帳」北本篤史役)



個人的にも大事にしてきた作品なので、こうしてまた「夏目友人帳 参」として北本を演じられてすごくうれしいです。イベントでは、会場のお客さんの暖かい空気、会場のひとりひとりが「夏目友人帳」を愛しているんだな、大好きなんだなという気持ちが伝わってきました。その気持ちがまたパワーになり、もっと作品を盛り上げていこうという気持ちになります。これからも宜しくお願いします。

■ 諏訪部順一さん(「夏目友人帳」的場静司役)



今日のイベントに参加するにあたり、事前に本編で的場を演じる機会があればよかったのですが、まだ本編の中で演じていません。そんな状況で今日を迎えたので、ちょっとしたアウェー感を感じていましたが、キャスト・ファンのみなさんと同じ空間を共にしたことで、ファミリーの一員にして頂けたのかなと思っております。
僕自身、「夏目友人帳」の原作の大ファンなので、作品のよきスパイスとして、的場を魅力的なキャラクターとして演じていきたいと思います。どうぞ宜しくお願いします。


■ 内山昂輝(「蛍火の杜へ」ギン役)



今日イベントを迎えるにあたり、どんなお客さんがいらっしゃるのかなという緊張感がありましたが、いざステージに出てみると、とてもやさしい視線に包まれ、ほんわかしたムードが漂っていて、これが「夏目友人帳」や「蛍火の杜へ」という作品の持っているカラーなんだなと思い、作品とファンの方には共通するものがあるんだなという印象を持ちました。それと共に「蛍火の杜へ」に対する期待感もすごく伝わってきました。
完成した映像の一部をお客さんと同じように初めて見たんですが、期待感に見合う、それ以上のものができあがりつつあるという確信がわきあがってきました。とてもいい作品になりそうなので、公開がより待ち遠しくなりました。9月の公開まで期待して待っていただけたらなと思います。

■ 佐倉綾音(「蛍火の杜へ」竹川蛍役)



今回は「夏目友人帳」との合同イベントということで、「蛍火の杜へ」をよく知らない、気になるけど読んでいない人にも、興味を持ってもらえたのではと自負しています。緑川先生の描くすごくきれいな空気感・世界観がアニメになっても忠実に再現されているので、ぜひ劇場に足を運んでいただけたらうれしいです。
私も一原作ファンとしてすごく公開が楽しみです。おもしろい作品、クオリティが高い作品になることは保証されているので、是非見て頂きたいと思います。


最後に、会場にて受け付けました東日本大震災の義援金、¥62,082を日本赤十字を通じて募金させて頂きましたことをご報告させていただきます。ご協力いただきました皆さんありがとうございました。また、被災地の一日も早い復興を心よりお祈りいたします。


「夏目友人帳 参」好評放送中!&「蛍火の杜へ」9月17日(土)公開!
皆さま応援よろしくお願いいたします!